出川式電源
2006.09.30


出川式電源(4)


G.出川式電源のコンデンサ比率

 出川式電源について引き続き実験中ですが、現在の段階で判明した点をお知らせ致します。

 メインの電解コンデンサと補助電解コンデンサの比率ですが、出川式では『補助電解コンデンサをメインの電解コンデンサと同じ容量にする』ことを推奨しています。しかし、容量の比率を変えて実験しますと、1:1ではなく、3:1くらいの割合にした方がさらにリップルが減り(約30%減)、音質的にもさらにクリアになります。これは、従来電源と比較すると約4倍の電源に相当します。

 つまり、メイン電源用と補助電源用にそれぞれ同じ容量、同じ数のコンデンサを用意した場合、そのまま使うより、補助コンデンサの容量の半分をメインに割り当てた方が良いということです。

 SCA-7511の場合なら、基板上に6本ある電解コンデンサをそのままメインとして使用し、補助用電解コンデンサを2本にすると3:1になります。電解コンデンサを増やせる場合はメイン側に追加したほうが効果が大きくなります。

 誤解のないように補足しますが、

・メインの容量に補助コンデンサの半分を追加して3:1の比率になるようにします。
・メインの容量はそのままで、補助コンデンサの容量を減らして3:1にしてはいけません。

 コンデンサの比率を変えた場合の音の違いは、単にリップルが減るだけでなく、同じアンプと思えないほど音質が変化します。1:1と3:1の実験ができる方は是非音を聴き比べてみてください。

 コンデンサの数の関係で、ちょうど3:1にできない場合は、それに近くなる配分でかまいません。比率が変わると音も変わります。好みの音で鳴る比率を見つけてお楽しみください。