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抵抗比較実験 No.1

I/V変換抵抗 13種類比較試聴!!
by ユニウェーブ関西 近藤

 「金皮は音が死んでしまう」だの「RMGに限る」だの世間一般でいろんな事が言われていますし、自作記事の筆者もいろんな意見を持っていて抵抗の銘柄を適所で使い分けています。このように「抵抗によって音が違うと言われているがほんまか?」という積年の疑問に決着をつけるべく、最も抵抗の質に敏感であると言われている I/V抵抗を5pinコネクタで差し替えできるようにして 抵抗の音の違いを聴き比べました。




1.評価システム

 近藤が普段から使用しているシステムを使いました。
たまたま、バクーンのAMP-5511Kを借り受けていましたのでアンプはこれを使いました。
水のような色付けのないアンプなんで評価に適しています。

CDP Marantz CD-95(ノーマル)
DAC 自作おでかけDAC
AMP SATRI AMP-5511K
SP FE108Σ バックロード(宙吊り)

 こんなかんじです。


 トランクが置いてありますが、これが通称「おえかけDAC」です。
 ピングーのおもちゃが腰かけているのが、AMP-5511K(塗装なし)です。
 CD-95の上にSH-D1000と自作小物がごろごろしてます。



2.おでかけDACに関して

 DACを自作する上でDAI,DF,DAC,I/Vをどう選択するか?という永遠の?命題があり悩み所ですが、悩んでいても仕方ないのでとりあえず試してみればいいじゃん! と軽薄な発想で作り始めた実験用DACです。

 DAI,DF,PLL,DAC,I/V,LPF,電源を全て小型基板にして、コネクタで接続する事によりお手軽に各種キーデバイスの交換、比較試聴ができます。

 昨年のユニウェーブ試聴会で I/Vの方式を 抵抗のみ、OPampを使ったI/V、SATRI + 抵抗I/Vの比較試聴をしてもらい、SATRI I/Vが圧倒的によかったのでそのまま採用しています。

 とりあえず、この評価を行った時点での構成は、

 8412CS → TDA1541A → 電流LPF → SATRI IC → I/V抵抗

 という、デジタルフィルタ無しのノンオーバーサンプリング(1fs)DAC構成となっています。

 電流LPFは 25KHzくらいから18dB/octでカットするように、LCRでπ型3次フィルタを構成しています。

 アルミトランクに組み込んだために、非常に持ち運びとメンテが楽なので通称「おでかけDAC」と呼ばれています。
 中身はこんなかんじです。



 今回、I/V変換抵抗を5pinコネクタで刺し換え可能にしました。


 ASCのでっかいコンデンサの脇に、5pin NTCコネクタを介して 理研のRMGがセットされています。



3.評価した抵抗

 金皮、カーボン、巻線、その他、高級品、安物、音響用、工業用ととりあえず玉石混ざって集めてみました。
 全て1KΩです。


 評価に使用した抵抗の写真とデータです。
メーカー DALE
型式 CMF
種別 金皮
ワット数 1/2W
価格 \60
購入店 海神無線
メーカー 進工業
型式 RE55
種別 プレート
ワット数 1/2W
価格 \40
購入店 テクニカルサンヨー
メーカー 新興
型式 TAF
種別 金皮
ワット数 1/2W
価格 \80
購入店 海神無線
メーカー 理研
型式 RMG
種別 カーボン
ワット数 1/2W
価格 \200
購入店 三栄無線
メーカー 東京光音
型式 ?
種別 カーボン
ワット数 1W
価格 \200
購入店 三栄無線
メーカー ?
型式 スケルトン
種別 金皮?
ワット数 1W
価格 \250
購入店 テクニカルサンヨー
メーカー DALE
型式 NS-2B
種別 巻線
ワット数 3W
価格 \460
購入店 海神無線
メーカー スフェルニース
型式 YAM22
種別 巻線
ワット数 3W
価格 \1150
購入店 海神無線
メーカー ?
型式 ?
種別 カーボン
ワット数 1/4W?
価格 \1(\100/100個)
購入店 秋月電子
メーカー ?
型式 ?
種別 カーボン
ワット数 1/4W
価格 \5
購入店 デジット
メーカー ?
型式 ?
種別 金皮
ワット数 1/4W
価格 \10
購入店 デジット
メーカー Philips
型式 CR
種別 カーボン
ワット数 ?W
価格 貰い物
購入店 ?
メーカー アルファ
型式 ?
種別
ワット数 ?W
価格 \310(貰い物)
購入店 若松通商




4.試聴ソースに関して

 評価する抵抗が13種類と多いので ソースを絞りました。普段から評価に使う”耳タコ”な曲です。



1 MJ Technical Disk 2 #3 ベサメ・ムーチョ (ピアノトリオ・ジャズ)
2 潮田 益子 イザイ バイオリン・ソナタ #4 (バイオリン・ソロ)
3 ケイコ・リー ビューティフル・ラブ #1 (ボーカル・ソロ )


 個人の趣味です。MJ Technical Diskは響きが過多なきらいはありますが、非常に加工の少ない録音でピアノとシンバルがきれいに撮れています。このディスクでは シンバルの鳴り、ピアノの生々しさ、トリオとしてのまとまりを中心に聞きました。

 バイオリンソロはとても生々しい音色が聴けます。バイオリン特有の音色、艶、ウブ毛のようなディティールに重点を置いてに聞きました。

 ボーカルでは すぐそこで歌っている感じと音像を中心に聴きました。

 なお、分解能が要求されるスピーカが苦手なためオケ物はパスしました。

5.評価順序

 この手の数の多い評価は、評価の順番によって印象が大きく異なります。
 以下のような、順番で評価を進めました。

順番
ピアノトリオ
バイオリン
ボーカル
1
アルファ RE55 アルファ
2
秋月 CMF YAM
3
CMF 秋月 秋月
4
NS-2B 東京光音 \5カーボン
5
\5カーボン RMG RMG
6
RMG \5カーボン NS-2B
7
TAF NS-2B スケルトン
8
CR YAM CMF
9
スケルトン スケルトン RE55
10
東京光音 CR TAF
11
\10金皮 \10金皮 \10金皮
12
YAM TAF CR
13
RE55 アルファ 東京光音




6.評価結果

金皮族
 傾向として、シンバルのような高域表現が得意ですが、音が曇ります。
 癖がない抵抗を選べば常用になると思います

・デジット謹製 \ 10
 デジットの棚に並ぶ一番安い金皮抵抗です。
 今回の評価では栄誉ある最下位でした。
 とにかく音が曇ります。ラジカセの音みたいで生々しさが欠落します。
 バイオリンでは高域にわずかなひっかかりを感じました。
 ボーカルはベタッと平面的に広がってしまいます。

・DALE CMF
 RE55亡き後の有望株で海神で売っています。
 巻線に比べると音が曇りますが、わりとマシな方です。
 ピアノトリオでは、シンバルがきれいで割とディティール
 が出ますが、シンバルとピアノが遊離している感じがします。
 バイオリンでは艶が足りませんが、生々しさは良い方です。RE55より良い。
 ボーカルは、ちょっと高域が鼻につきますが、音像の出来方は悪くありません。
 CMFは、高域に癖がありひっかかり感があるものの、金皮としては使えるほうだと聴きました。

・シンコーTAF
 期待してしましたが....海神で売っています。
 ピアノトリオ、まずシンバルが死んでいます。ピアノが丸くなり、どうもディティールと高域の表現に難ありです。
 バイオリンも生々しさが薄く、上すべりしている感じ。
 ボーカルは良いです。試聴上のS/Nは悪いのですが、バランスが良好です。
 どうもCMFと逆に高域が引っ込んでいるのか ボーカルのようなカマボコ方のソースでは音作りが合うようです。

・スケルトン
 被覆かぶせてない裸の抵抗体で金田アンプ御用達です。
 たぶん金皮の一種だと思いここに分類してます。
 若松、テクニカルサンヨーで売っています。
 余談ですが、実装前に保護のための皮を剥く儀式が必要で使うのがめんどくさいです。
 ピアノトリオはシンバルがきれいで細かいところまで出ますが、実態感が伴わずトリオが遊離します。
 バイオリンはバランスが良好ですが、うぶ毛の表現が良くない。
 試聴上のS/Nは良く、バランスが良いですが、なんか癖があります。
 スケルトンは、細かいレベルまで出ますが、癖が強いために 価格、皮剥きを考えると使いたくないです。

カーボン系
 金皮のように細かな表現は苦手で、音の曇りは少ないです。
 どれも個性があり、音響用に関しては音作りが感じられます。
 特に癖が強いのがRMGでハマれば手放せなくなるでしょう。
 次に強いのが秋月1円抵抗です。
 癖が少ないのが東京光音で、さすがアッテネータ屋さんですね。
 次に癖の少ないのが川端さんにもらったCRです。
 バイオリンでは、金皮抵抗よりも良好でした。

・秋月謹製
 どうせ音響用作り込みをしているはずもなく工業用の1円抵抗だから...と侮って試聴しましたが...
 シンバルが控えめですが、ピアノがリアルです。トリオのまとまりは良好です。
 バイオリンでは艶があり、生々しさもあります CMFの次に聴きましたがタメをはります。
 ボーカルでは、試聴上のS/Nが悪く、色づけが感じられるもののバランスが良好で聴いていて楽しいです。
 S/Nが良くなく、癖も強いですが、音作りの巧さがあり音楽を実に楽しく聴かせます。
 多種の安価量産工業製品の中でも、探せば音響用に使える作りの抵抗があることを再認識してさせてくれたことで大きな意味があります。
 何といっても、一袋がCMF2本よりも安いという事実がうれしいですね。

・デジット謹製 \5
 デジットで売っている一番安い抵抗です。
 ピアノトリオではシンバルとピアノが丸くなってダメです。
 バイオリンは結構行けますが、やや平面で表現が粉っぽくなります。
 ボーカルは音がスポイルされて曇っています。
 ちょっと聴きは非常に聴きやすいんですがそれだけです。
 デジット金皮に続いてブービー賞です。

・Philips CR
 川端さんにもらったんで どこで売っているのか知りませんがカーボン抵抗だそうです。
 ピアノトリオでは シンバルは控え目で、ピアノは生々しさが足りません。
 バイオリンでは美しく聞こえますが、うぶ毛の表現は欠落してます。
 ボーカルでは、癖は少ないんですが、その分生々しさが薄いです。
 概してカーボン抵抗の中では癖は少なくバランスが良好ですが、ちょっと生々しさが薄いです。

・理研 RMG
 あの青い筒型に金色の足で 真空管自作記事に良く出てくるアレです。三栄無線で買いました。
 ピアノトリオでは、シンバルは控え目で丸くなりますが、カマボコ型のバランスでまとまりは非常に巧いです。
 バイオリンは非常に美しく巻線より美しいです。まるで作ったような美しい音です。
 ボーカルもバランスが良好で聴きやすいものでした。
 このRMGでカーボンの本質を考えましたが、巻線に比べてどうもデジフィル付きのDACを聞いた時に感じるプリエコー、ポストエコーが付いたような付帯音を感じます。
 どうやらカーボン抵抗体で歪が発生し、倍音やノイズを付加して真空管アンプでバイオリンを聞くような過度な色付けを行っている気がしてなりません。
 抵抗屋さんは、どのように倍音を付加するかチューニングしていて絶妙のチューニングで良い癖をつけることが、このRMGの本質ではないのかと勘繰ってしまいました。
 巻線抵抗に比べると非常に美しく聞こえるのですが、ローレベルの表現では付加音が多すぎて試聴上のS/Nが悪いことが歴然としています。
 ということでカーボン抵抗の本質を知った良い経験でした。音作りが重要な真空管に向くことも理解できました。

・東京光音
 灰色のそっけない抵抗ですが、アッテネータで有名な東京光音の製品です。三栄無線で購入しました。
 ピアノトリオでは、カーボンでは例外的にシンバルが良好で、ピアノの生々しさもそこそこ良好でバランスも悪くありません。
 バイオリンは生々しく、秋月より良好です。うぶ毛表現は薄くなります。
 ボーカルは細かいレベルがスポイルされますが、バランスと音像の出来は良好です。
 概して、カーボンにおいては珍しく色づけが少ないが付加音も少ない抵抗です。
 試聴上のS/Nが良好であればかなり巻線に近づくのではないでしょうか?

プレート、箔
 よく似た表現で、金皮、巻線の中間くらいと聴きました。

・進 RE55
 ご存じ、金田アンプの標準指定品です。
 値段もそこそこで良く使いましたが、生産終了で在庫のみです。
 おでかけDACのデジタル部分の多くがRE55を使用しているため、音色の統一性ということでRE55が有利になることを承知ください。
 ピアノトリオは、音が曇ります、表現は控え目になりますがバランスは良好で どれかの楽器が死ぬことはありません。
 バイオリンは素直な表現で良好でした。
 ボーカルも曇りますが、癖がなくバランスが良好です。
 概して、金皮は高域に癖を持つのが多いんですが、余計な色づけが無く癖が無く素直さが身上です。

・アルファ
 川端さんからもらった青くて小さい箔抵抗です。
 ピアノトリオでは、シンバルは控え目ですが、細部までよく聞こえますが、トリオとしてのまとまりは良くありません。
 バイオリンは胴鳴りがよく聞こえ、カーボン抵抗のように過度に美しくなる傾向はありません。
 ボーカルは、曇り、ちょっと遠くから歌っている印象です。バランスは良好。
 色づけが少なく、ディティールの表現もそこそこ、金皮と同じく曇りますが付帯音もなくまあまあ良好ですが、
 若松での単価は\310@なので 私ならもう少し足してDALE NS-2Bを選びます。

巻線系
 とにかく試聴上のS/Nが抜群で、シンバルの音が消える際の唸り音、ピアノの唸りながら消えて行く音など減衰音がノイズに埋もれて判別できなくなるまでの時間が他の抵抗とレベルが違います。情報量が多く、付帯音が少ないです。
 もともと巻線に変わる抵抗はないかと抵抗の比較試聴を始めた訳ですが、聴けば聴くほど巻線と他の抵抗のレベルの違いが判ってきて、正直言って困っています。
 別府さん、石塚さんが記事中で書いてきるように 噂には聴いていたものの、これほど他の抵抗と差があるとは思いませんでした。

・DALE NS-2B
 海神無線で取り扱っています(「試聴屋」さんの協力で入手しました)。足が鉄線なので消磁して使いました。
 ピアノトリオでは、巻線独特の繊細さが表現され、各楽器が生々しいのですが、トリオとしてのバランスが取れています。
 楽器のタッチがややにぎやかです。
 バイオリンでも、印象は変わらずディテールまで聞こえ艶がありますがRMGのような過度の艶ではありません。
 バランスも良好。ボーカルは、S/Nが良好で生々しくそこで歌っているようです。
 比べるに値する抵抗はYAMしかありませんが、YAMに比べると明るく派手な音色を持っており、ジャズ、ポピュラー系にマッチします。
 レベルとしてはYAMに次ぐもので値段からみるとお買い得だと言えます。

・スフェルニース YAM22
 海神無線とラジオ技術で取り扱っています。
 音響マニアの日本人がフランスでこさえている抵抗だそうで、塗装の仕方、乾燥の工はまで細かく注文が付いているようで、とにかく高価なくせに5%精度です。音が悪ければ、見向きもされないでしょう。
 音は...すべての抵抗のリファレンスとなりうる優れたもので水みたいに透明で存在感のない抵抗でCDに刻まれた情報を出し惜しみせずに掃き出してくれます。
 ピアノトリオでは、シンバルがどうの、ピアノがこうのと言うレベルではなく生のトリオが居ます。
 バイオリンに関しては、DALE NS-2Bに比べてより繊細なディティールを描き出します。
 ボーカルでは、舌の動きが見えるレベルですぐそこで歌っているようです。
 巻線抵抗の中でもYAMは優等生で全てに対して淡白で全部出すタイプ、DALE NS-2Bは陽気なアメリカンで若干ですが、派手さが付きます。
 YAMがクラシック向け、DALEがジャズ向けという表現がありますが、同意します。



7.総評

 この抵抗の評価は、近藤の聴感のみによる独断と偏見(偏聴?)によるものなので参考にしていいただくのは結構ですが、責任は持ちません。ご自分の耳で確かめて戴くようお願いいたします。

◎ 13種類も聴くもんじゃない!(^ ^;;
  マジでそう思いました。
  聴く順番によって 印象が異なってしまう。
  13種類聞いたら、最初に聞いた抵抗の印象を忘れてしまう。
  評価の方法として適正でないことをお断りしておきます。
  比較試聴は、いいとこ5種類くらいを順番入れ換えて2〜3回聴くのが限度か?

◎ やっぱり巻線抵抗が最高!
  別府さん、石塚さんの記事では、巻線抵抗以外は不可と銘柄を指定していますが、これだけ比べてみて それは事実であると認めざ
 るを得ませんでした。
  情報量、聴感上のS/Nの高さが他に比べて格段に優れています。
  別府I/V、アンプは高価であってもやはり巻線抵抗で作らなければ別府さんの音ではないのでしょう。
  巻線抵抗を使っていない方は、聴かないほうが幸せだと思います。

◎抵抗体の種類によって音の傾向は似ている。
 ・巻線系 試聴上の非常にS/Nが高く、ローレベルまで聞こえる。
 ・金皮系 音が多かれ少なかれ曇る。S/Nが落ちる。
 ・炭素系 丸くなって、色がつく。

◎やはりYAMがベスト!。僅差でDALE NS-2B
 カーボン族は 色づけが少ない→東京光音、Philips CR
          きれいな色づけ→RMG,秋月1円抵抗

 金皮族        RE55 > DALE CMF > TAF という序列にしました。

 スケルトン、アルファ箔抵抗は 金皮族と巻線族の中間みたいな感じ


今後の予定

 上記の13種類の抵抗の他に、現在

    ・VISHAY 箔抵抗
    ・東京光音 1/2Wカーボン抵抗(1Wカーボン抵抗との聞き比べ用)
    ・ニッコーム (若松通商で進 RE55のリプレース品として販売)
    ・RMG アッテネータ用
    ・チップ抵抗3種
    ・Western スケルトン抵抗
    ・タイヨーム
    ・Panasonic 酸金抵抗 1W,2W,3W

 を入手して エージング中です。

 エージングが終わった頃に再評価を行います。

(この記事は、筆者の近藤氏より許可を得て編集・転載したものです。貴重な実験結果を公開していただいた同氏に感謝致します。Apr.6.1999)