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               AMP-5511K試聴記 
                東京の小川様より 
               
               御世話になっております。 
               お借りしましたAMP-5511K、少しゆっくりと聴かせて頂きました。装置の構成は下記の通りです。聴く音楽の種類は殆どクラシックです。因みに、電気的知識は大幅に欠如しています(ハンダ付けはできます)。 
              
                
                  | CDトランスポート | 
                  自作(INFRA6000)、CDX-10000(YAMAHA) | 
                 
                
                  | DAC | 
                  ICL MODEL2 | 
                 
                
                  | スピーカー | 
                  自作のバスレフ HT080G0 
                    (Audax) x 2 + MDT40(Morel) | 
                 
               
               お気軽リスナーで、鋭敏な耳の持ち主ではありませんが、AMP-5511K、次の感想を持ちました。 
               極自然な音色で、空間の表現に秀でている様に感じました。音が響いて行く様子、消え入る様が良く判ります。弦楽器、木管楽器の音色が美しく、心地良く聴けました。 
               特に、弦楽器は音が刺激的にならず、ピチカートの得も言われぬ雰囲気が素晴らしかったです。今は活動を休止していますが、オーケストラの舞台で聴いたピチカートを思い出しました。金管楽器、打楽器も、勿論良かったです。 
               そう、難易度の高いパッセージ(速いパッセージ?)が、曖昧に成らず一音一音分解され、はっきり聴こえるのがとても印象的でした。 
               シチェドリンのカルメン組曲で、カスタネットが苦労しているのがありありと聴こえたのが面白かったですね。 
               そうそう、夜遅く、音を絞って聴いても、音楽が干涸らびて聴こえず、これも好印象です。悪い点は特にありませんでした(おべっかを使うわけではありません)。 
               自分の思ったことを表現、お伝えすることが出来たか、非常に心もとありませんが、以上の様です。もう言い尽くされていることとは思いますけれど。 
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